○ちょっと待った!それはごみ?
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概要と目的
コンテンツガイド
学習に対するアプローチ

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概要と目的

このウェブサイト
  ぐるぐる循環型社会シリーズ1「ちょっと待った!それはごみ? 〜江戸に学ぶ」
は、「循環型社会」について楽しく実践的に学ぶことのできる、子どもたちを対象にした
学習コンテンツです。

私たちが20世紀に高度に展開させてきた大量生産・大量消費・大量廃棄型の経済社会活動は、一部には大きな恩恵をもたらしましたが、一方で、「ごみの最終処分場のひっぱく」「天然資源の枯渇」「地球温暖化」といった、あらゆる環境問題の原因ともなっています。21世紀においても、このままの経済社会活動を続けていては、水と緑、生命あふれる未来の地球を次の世代に残していくことはできません。

これらの問題の根本的な解決を図るためには、私たちひとりひとりが、今までの経済活動やライフスタイルを見直すことが必要となります。本学習コンテンツでは、まず、子どもたちの生活に最も身近なゴミの問題からスタートすることにしました。

この学習コンテンツを通じて、子どもたちは、
増え続けるごみが大きな社会問題となっていること認識し、自分が家庭や学校で出しているごみをあらためて見つめて、それらをいかに減らし(リディース)、再使用(リユース)、再生利用(リサイクル)を進め、最後に適正に処分するか
という循環型社会の基本を学習します。

また、現代とはさまざまな面で条件が違うものの、循環型のシステムが実にうまく機能していた江戸の人々の知恵をふりかえり、物を大切にする心や自然と社会との調和の重要性などを認識します。

本学習コンテンツは、
 ・学習者が循環型社会と、それに対する取り組みについて知り、
 ・実体験や他者との対話を通して理解を深め、
 ・最終的に循環型社会の形成に向けて自ら行動していけるようになること
を目的としています。

※本学習コンテンツは、環境省発行の循環型社会白書の内容を受けて制作されています。
※本学習コンテンツは、小学校6年生から中学校2年生を主な対象としていますが、それ以外の学年のお子さんにも、また、大人の方にもご一緒に楽しんでいただける内容になっています。

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コンテンツガイド

■この学習コンテンツは、実際の授業でもご活用いただけるように構成されています。授業展開例や各コンテンツの所要時間、学習指導要領の対応関係などを示した、指導者用ガイドラインをPDFファイルでダウンロードいただけます。
指導者用ガイドライン ( 授業での学習展開例 )

※PDF ファイルの表示には Adobe Acrobat Reader が必要です。
詳しくはこのサイトのご利用についてをご覧下さい。

コンテンツの構成


●ぐるぐるテレビ ちゃんねる0 「たいへん、ごみがいっぱい!」 
全体の導入部分となるアニメーション・ムービーです。 ここでは、登場するキャラクターたちが紹介されると同時に、ごみであふれかえる現代の社会問題に触れ、わたしたちの本当に身近なところで「たいへんなことがおきている」ことを知ります。

●ぐるぐる忍法帳
コンテンツに入る前の前提知識を身に付け、これからの学習の動機づけを行います。
@「たいへんごみがいっぱい!」では、大量生産・大量消費型の一方通行社会がごみを増やし続けている原因であることを理解します。
A「ごみ分別ゲーム」では、ゲームを通して簡単なごみの分別への興味を持ちますが、分別することだけが目的ではない、ということを学習します。
B「江戸ってすごい」では、江戸の人々の英知に触れることで、「これからの学習にまだまだ面白い発見や学びがあるかもしれない。そして、それらを通じて、自分たちは自分なりの問題への取り組みの良いきっかけを掴めるのではないか」という期待感を高めていきます。

●ぐるぐるワンダーランド
現在、「循環型社会」は 3R(リデュース、リユース、リサイクル)というキーワードと共に使われることが多くなっています。これらのキーワードは、合言葉としては非常に受け入れられやすいのですが、逆に言葉だけがやや先行してしまい、その内実が深く掘り下げられることが少なくなって来ているようにも見えます。
そこで本学習コンテンツでは、あえて3Rという言葉を表には出さず、「もったいない・使い尽くす」...といった日本語の言葉を使用することで、まず重要なことは何のかを認識し、それが最終的には「3R」あるいは「適正処分」に結びつく、というアプローチを取っています。

1.もったいない・使い尽くす
人と同じように、ものにも一生があります。ごみ山に無残に捨てられ泣いているドーリー人形にスポットをあて、果たしてこの人形がごみ山に放置される運命しかなかったのかどうかを考えます。ドーリーというキャラクターの気持ちを聞き、学ぶことで、「もったいない」という大切な考え方があることをあらためて認識し、ものを簡単に捨ててしまわないためのさまざまな方策を学びます。最終的には、「自分なりのもったいある生活を実践するには」のきっかけを掴むことを目的としています。

2.くり返し使う・みんなで使う
台風のときに捨てられてしまった傘、ブレラ君は、修理さえすればまだまだ使える傘でした。傘の修理は、修理キットを使い、家庭でも簡単に直せることをご存知ですか。ブレラ君のように、修理をすれば、まだまだ使えるものでも、捨ててしまっているものがみなさんのまわりにもあるかもしれません。ものをちょっとしたアイディアでくり返し使うができ、ものの寿命をのばすことができます。ここでは、ブレラ君というキャラクターの案内を通じてものにはいろんな再使用のアイディアがあることを知り、実践のきっかけとし、また、わたしたちの知らないアイディアは、まだまだ探せばあることを知るのを目的としています。

3.資源として再生利用する
中身がなくなった途端捨てられてしまったマヨネーズの容器として登場するキャラクター、「マヨチュウ」は、実は、きちんと洗って分別収集にだせば、処理施設でかたちがかえられ、立派な固形燃料に変身するすぐれものになるはずでした。「マヨチュウ」のように、かたちをかえれば資源になれるものを「資源ごみ」と呼びますが、みなさんの扱い次第では、彼らの第2の活躍の場は、失われてしまいます。ここでは、「マヨチュウ」というキャラクターに学びながら、もののなかには、かたちをかえれば資源としてまだまだ利用できるものがあることを知り、資源として再生利用されるようにするにはどうすれば良いかを考え実践していけることを目的としています。

4.適切に処分する
中身にはまだスプレーガスが残っているのに、そのままごみ山に捨てられてしまったスプレー缶の「フロン太」。ガスが残ったスプレー缶などは、ごみ回収車の中で爆発し、火災原因になったりと、キケンがいっぱいなのにと警告をうながしてくれています。

ドーリー人形が教えてくれた「もったいある生活」、ブレラ君が教えてくれた「再使用」」、「マヨチュウ」が教えてくれた「資源の再生利用」…これらの事柄を実践した後、最後にはどうしても処分しなくてはならなくなったごみは、適切に処分することが大切であると、フロン太は教えてくれます。ここでは、ものを適切に処分しないと、どんなことが起きるのか、また、処分する時には、ごみを分別収集に出す側にとっても、回収・処理する人にとっても、キケンが伴うので厳重な注意が必要な「有害ごみ」や、竹串や刃物などの危険物があることを学び、ごみ出しのマナーを知り、ごみの適切な分別ができることを目的としています。

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学習に対するアプローチ

本学習コンテンツでは、ウェブサイトの中だけで学習が完結するのではなく、実体験や他者との話合いを通じて、学習を継続的に深めていけるように、以下のようなアプローチで制作されています。


【 各テーマごとの構成 】

 イントロダクション − ちょっと待った!本当にそれでいいの?
各テーマの導入部分に当たる「イントロダクション」では、普段当たり前に思っている事柄に対して 「ちょっと待った!本当にそれでいいの?」と疑問が投げかけられます。ここでは、新しいテーマに対する 興味や問題意識を持つこと、また、基本的な事実などを知ることが目標になります。

 プレ体験江戸のゲーム、クイズ
実際の体験を行う前に、さらに新しい事実を知ることでテーマに対する興味や関心を広めます。ここでは、 江戸のリサイクル社会の事情をゲームやクイズ形式で楽しみながら学びます。

 体験 − 体験しよう!
コンピュータの前から離れて実際のアクティビティを行います。ここでは、教室・家庭での体験活動や 外へ出向いての見学・調査活動などを行い、実体験を通した自分なりの視点を獲得することを目標とします。 サイト上では、体験学習を支援するための手順やツールを用意しています。また、 他の人の体験の記録を見たり、自分の体験記録をアップロードできる「みんなの体験記録」 のコーナーもあります。

 ポスト体験 − もっと見てみよう、考えよう!
自分なりの視点を持った後に、さらに違った見方・異なる考え方があることを知り、視野を広げます。 ここでは、実社会の中での様々な事例などをトピックとして取り上げています。

 コミュニケーション − 話し合い広場
プレ体験、体験、ポスト体験を通じて感じたこと・考えたことをもとに、仲間たちと意見を交換したり、 自分の考えをまとめて発表したりします。 サイト上の掲示板システムでは、インターネットを通して全国の仲間たちと意見交換もできます。

【 その他 】
 ぐるぐるテレビ
コンテンツ中のいくつかの場所にはこのアイコンがあり、押すと動画がスタートします。
この学習コンテンツでは次のような効果を考えて動画を活用しています。
−ダイレクトなイメージで興味を持たせ、新しいテーマに対する動機付けをする。
−足を運ぶのが難しい場所の様子を紹介し、体験を拡張する。
−循環型社会への取り組みを行う人たちの生の声を伝え、1つの事柄に対し複数の視点
があることを示し、議論を喚起する。

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