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イテテ……。ああ、だれか、助けに来てくれないかなぁ……。
本当にひどいご主人様だよ。ケガをした僕を見て、助けてくれるどころか、「もう使えない!」なんて言って捨てちゃうんだから……。はぁ〜(ため息)。 |
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どうしたんだい? |
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どうしたもこうしたもないよ。見てよ、これ! |
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あらあら、ホネが折れちゃってるね。 |
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そうなんだよ!
僕のご主人様は元気な男の子でね、元気なのはいいんだけど、元気すぎるんだ。僕をふり回したり、友達とふざけてチャンバラごっこをしたり……おかげで、僕はボロボロだよ! |
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ひどいなぁ! |
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それだけなら、まだいいんだ。ものを乱暴に使うのはいけないことだけど、ものをこわしちゃうことは、だれにでもあるからね。
僕のご主人様がひどいのは、その後さ。こわれた僕を見て、なんて言ったと思う? |
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なんて言ったんだい? |
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なんて言うんだよ! |
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……。 |
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こんなひどい言い方って、ないだろ? |
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うーん……。 |
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「うーん」って、なんだい? まさか、君も「ものがこわれたら捨てるしかない」って思ってるんじゃないだろうね? |
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いや、あの……。着られなくなった服をぞうきんにして使うとか、そういうことなら、僕だって知ってるよ。でも、こわれたカサは、なにかの代わりに使うわけにもいかないし……やっぱり…… |
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「やっぱり」、なんだい? |
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やっぱり、捨てるしかないんじゃない? |
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ちが〜うッ! 君はぜんぜんわかってな〜いッ! |